いろいろな場所に出かけよう
動物も植物も生き物。生き物によってお気に入りの場所がちがうんだ。
同じ場所でも、季節によって出会える生き物が変わるよ。
いったいどんな所に、どんな生き物がいるんだろう?
林
いろいろな種類の木が生えている雑木林には、鳥やこん虫がすんでいるよ。耳をすますと、生き物の声や音がきこえるよ。
まちなか
道路沿いの街路樹は、花がさいたり実がなったり葉の色が変わったりするよ。季節の変化を見てみよう。
住宅地
庭の草木は、生き物のすみかになっているよ。生けがき(植物でできた家のへい)も見てみよう。
草地
日のあたる草地には、たくさんの草花があるはず。その草花にこん虫も集まってくるよ。
水辺
川や池には、水の中や近くで暮らす生き物や、水を求めてたくさんの生き物がやって来るよ。
ビオトープ
生き物が暮らす場所「ビオトープ」は、学校をはじめ、市内にたくさんあるよ。
いろいろな感覚を使って観察しよう
観察の方法は、見るだけじゃないよ。下の絵を参考に、体全体で自然を感じてみよう。
虫眼鏡で見たり、スケッチブックやカメラで記録したり、道具を上手に使うと、たくさんの発見ができるよ。
よく見てみよう
生き物の全体や部分、色や形を
いろいろな向きからよく見てみよう。
小さいものは虫眼鏡を使うといいよ。
聞いてみよう
耳をすませばいろいろな音が聞こえるよ。
鳥の鳴き声や虫の音。
音をたよりに生き物を見つけよう。
においをかいでみよう
花によって、においがちがうよ。
葉っぱもこすってみると、においがするんだ。
においのちがいを調べてみよう。
さわってみよう
生き物をさわってみると、ザラザラしたり
ツルツルだったりするよ。
でも、危険な生き物にはさわらないでね。
( 危険 な生き物 )
考えてみよう
生き物を観察して気になったことや
不思議に思ったことは、
その理由を自分で考えてみよう。
スケッチしてみよう
わかったことや気づいたことは、
絵や言葉で記録しておこう
カメラで写真をとるのもオススメだよ。